自然科学に関するさまざまなニセ化学をご紹介します。

自然科学に関するニセ科学

脳に関するニセ科学で「ゲーム脳」という言葉があります。このゲーム脳という言葉は、造語です。中央大学の教授であった森氏によって執筆された、ゲームが脳に及ぼす影響を唱える内容が書かれた本の中で、造語として出てきているのです。

ゲーム脳という言葉は、マスコミにより広く人びとに知らされていきました。犯罪の低年齢化がすすんでいた状況とも重なり、人びとの中では、ゲームを長時間していると、脳の正常な機能が妨げられる、残虐なゲームをしていれば脳が影響を受けて、同じような行為をしたくなる、などの根拠のない知識が広がっていったのです。

実際ゲーム脳は科学によって証明されていません。また、残虐なゲームが脳に及ぼす影響も科学で証明されているわけではなく、単なる仮説に過ぎないのです。多くの科学者たちは、ゲームの脳は単なる個人の考え方の一つで、事実に基づくものではないと、警笛を鳴らしています。

ゲーム脳という言葉は、子供にゲームを控えさせることが出来る口実となりますので、親、教師、大人等にとっては大変都合の良い言葉です。

しかし、事実とは全く異なる言葉です。ゲームを長時間しているからといって、ゲーム脳になることは決してないのです。

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