ニセ科学闘争や事件の歴史などをご紹介します。

ニセ科学闘争・事件の歴史

「水からの伝言」という本があります。この本の中で、水にきれいな言葉をかけていれば、水はその言葉に影響を受けてきれいな結晶を作り出すが、汚い言葉を水に浴びせかければ、汚い結晶となるというのです。

もちろんそのようなことはありません。このようなことは、全く科学で証明されていないニセ科学なのです。水は水です。他の何者でもないのですから、美しい結晶、汚い結晶などないのです。

困ったことに、この水からの伝言に書かれている内容が小学校等、学校の道徳の時間に
教材として使われていたのです。また、全校集会で使われたり、校長先生からの話で使われたりしていた場合もあったようです。

嘘であっても、きれいな言葉を使うことを進めているからいいのではないかという考え方もあるようです。しかし、水にきれいな言葉で話しかけるときれいな結晶を作り出すという、事実とは異なる内容が広がっていくことに問題があるのです。

事実とは異なる嘘を子供たちを中心とする多くの人たちに、知らしてもいいのでしょうか。もしかすると、今でも、水からの伝言の話を嘘ではないと信じて疑っていない人もいるかもしれません。科学で証明されていないニセ科学を真実として伝えることに、大きな問題があるのです。

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